マイコプラズマ・ウレアプラズマ

  • クラミジアは陰性。でも尿道に違和感

マイコプラズマ・ウレアプラズマとは

マイコプラズマ、ウレアプラズマはどちらも細菌の一種で、感染すると尿道から透明な膿が出たり、喉に違和感が出たりします。 比較的新しい性感染症で、日本では2012年から自由診療でのみ検査ができるようになりました。

症状としてはクラミジアとほぼ同じ。
クラミジアの検査結果が陰性でも症状が続く場合は、マイコプラズマ、ウレアプラズマの感染を疑ってみるといいでしょう。

どんな症状がでるのか

尿道に感染した場合は、尿道に軽いかゆみが出て、透明な膿がパンツに付きます。
痛みはほぼないか全くないので、感染したことに気がつかないこともあります。

喉に感染すると、喉がイガイガしたり、少し詰まったような症状が出ます。
女性の場合は自覚症状が出にくいので、感染したままの方も多いでしょう。

感染ルートと潜伏期間

性行為、オーラルセックス、ディープキスがおもな感染ルートです。
当院の患者様の8割は風俗で遊んだことで感染しています。

潜伏期間は1週間~1ヵ月ほど。
症状が重くない場合が多いので、感染に気づかないまま過ごし、感染を拡大させる可能性があります。

検査と治療について

いつから検査できる?

感染した可能性が考えられる行為をしてから24時間以上経っていれば、正確な検査結果が出ます。

受付

予約は必要ないので、直接クリニックにお越しください。
まず簡単な問診票に記入をいただきます。匿名でかまいません。

問診

基本的には問診のみでどの検査が必要かわかりますので、患部を見せていただくようなことはありません。

検査

尿道への感染の場合は尿検査、喉の場合はうがい液での検査となります。
検査前の1時間は排尿しないでください。

検査結果

1週間前後で検査結果が出ます。再度ご来院いただくか、電話でも結果を確認していただけます。
検査結果を待たずに薬をお渡しすることもできますので、時間がない方や症状が出ている方はお申しつけください。

検査と治療の料金(自由診療)

  • 診察費…0円
  • 検査料金…8,000円(税別)
  • 治療費…15,000円(税別)

陽性の場合は、マクロライド系の抗生物質の服用で治療します。

マイコプラズマ・ウレアプラズマの予防方法

オーラルセックスのときからコンドームを付け、ディープキスを避ければ感染の可能性はかなりの割合減らせます(どの性病も基本的に同じです)。
難しいようでしたら、定期的に性病検査を受けましょう。

マイコプラズマ・ウレアプラズマ豆知識

マイコプラズマというと、肺炎を引き起こす菌のほうが有名ですよね。
性感染症のマイコプラズマも同じ名前の細菌ですが種類が少し違っており、マイコプラズマ肺炎の罹患者と性的な接触があっても、尿道や喉に感染することはありません(肺炎には感染します)。

前述しましたが、マイコプラズマ・ウレアプラズマが性感染症の原因と認められて、検査ができるようになったのはごく最近です。一般の泌尿器科の中には、症状や検査方法を知らない医院もありますので、尿道か喉に違和感がある場合で、クラミジア検査が陰性でしたら性病専門のクリニックで検査するのがおすすめです。

この記事の監修者:野口 真康
たいようクリニック八重洲院院長