性器カンジダ症

  • 亀頭や包皮がかゆい
  • 亀頭に白いカス

性器カンジダ症とは

性器カンジダ症とは、カビの一種であるカンジダ菌が亀頭や包皮を炎症させる疾患です。
性器カンジダ症を引き起こす原因菌であるカンジダ菌は、健康な人でも常在菌として持っている場合があります。この菌が性器に住み着き、さらに増殖しやすい環境になると、悪さを始めるのです。

どんな症状が出るのか

症状として出るのは、亀頭や包皮に白いカスが付く、亀頭がカサつくなど。
かゆみが出たり、亀頭部に赤い湿疹ができたりすることもあります。

感染ルートと潜伏期間

正確なデータは発表されていないのですが、性交や類似行為での感染確率は10%~50%とされていますので、性器カンジダ症は「性感染症」とは言い切れません。
とはいえ、当院へお越しになる性器カンジダ症の患者様は、風俗で遊んでいる方が少なくありませんので、感染ルートは主に風俗と考えてもいいでしょう。

もちろん、もともと持っていたカンジダ菌が、何らかの原因で増殖した可能性も否定できません。

潜伏期間は長いです。カンジダ菌に感染してすぐに症状が出る場合もありますし、何年も経ってから症状が出るということもあります。 感染した時期や相手を特定するのは難しいでしょう。

感染者の傾向

包茎(仮性も含む)の方に症状が出やすい傾向があります。
包茎の場合はどうしても亀頭と包皮の間で雑菌が増えやすいので、カンジダ菌も同じように増殖し、亀頭や包皮を炎症させます。

また、HIVに感染していて免疫力が低下している場合も、性器カンジダ症が発症しやすいです。

放置するとどうなる

かゆみや炎症が慢性化すると治療が難しくなる場合がありますので、検査・治療を早めに行ったほうがよいでしょう。
治療を始めるまでは、トランクスのようなできるだけ通気性のよい下着にする、患部を毎日やさしく洗うことを欠かさないようにしてください。
ゴシゴシ強く洗いすぎると炎症がひどくなるので注意です。

検査と治療について

いつから検査できる?

感染した可能性が考えられる行為をしてから24時間以上経っていれば、正確な検査結果が出ます。

受付

予約は不要です。
クリニックにお越しいただきましたら、まず簡単な問診票の記入をお願いします。
匿名の記入でOKです。

問診

基本的に、問診のみでどの検査が必要かは判断できます。
患部を見せていただく必要はありません。

検査

性器カンジダ症の検査は尿検査です。検査前の1時間はトイレに行かないでください。

検査結果

性器カンジダ症の検査結果は1週間後に出ます。
再来院が難しい場合は、お電話で結果をお知らせいたします。

また、症状が強く出ている場合は、検査結果を待たずにお薬を処方することもできます。
抗真菌薬が入ったクリームで治療できます。

検査と治療の料金(自由診療)

  • 診察費…0円
  • 検査料金…8,000円(税別)
  • 治療費…10,000円または15,000円(税別)

性器カンジダ症の予防方法

まずは性器周辺を清潔に保つことが大事です。下着も綿のトランクスなど通気性がよいものがおすすめです。
また、カンジダ菌が亀頭と包皮の間で増殖することが大きな原因なので、包茎の方はリスクが高いです。
発症を繰り返すようでしたら、手術で包皮を切ってしまうのも一つの手です。

この記事の監修者:野口 真康
たいようクリニック八重洲院院長